情熱の国スペインへ行ってきた!その7
今回はメスキータ(コルドバ大聖堂)とユダヤ人街です。キリスト文化とイスラム文化が混ざり合う姿をご覧ください。
メスキータ(コルドバ大聖堂)
メスキータ (mezquita) とは、スペイン語でモスクという意味で、アラビア語 مسجد ("Masjid") に由来する。一般的には固有名詞として、スペインアンダルシア州コルドバにあるカトリック教会の司教座聖堂「コルドバの聖マリア大聖堂 (スペイン語: Catedral de Santa María de Córdoba)」を指す場合が多い。
メスキータ (Mezquita) は「モスク」(ひざまずく場所)、ムスリム(回教徒)の礼拝堂の意味で、スペインに現存する唯一の大モスクである。アブドールラフマン1世は、グワダルキ ビール川の流れが変わるコルドバの小高い丘にメスキータの建設を始める。ここは紀元2世紀、戦勝祈願を行ったローマ神殿があったという伝説があり、西ゴー ト王国時代には聖ヴィアンテ教会があった神聖な場所であった。
メスキータの近くでバスを降りると目の前に大きな橋が。グアダルキビル川のローマ橋。
すぐそこのメスキータ近くには城壁が。ものすごく高いです。そもそも要塞らしいです。
馬蹄形アーチが施されたメスキータの入り口。イスラム文化を感じます。
中に入ると、ミナレットと呼ばれる塔とオレンジの中庭。このオレンジはスペインのいろいろな場所に植えられていました。しかし観賞用で食べられないそうです。食べたら大変だそうです。
建物内に入るとたくさんの柱が。「円柱の森」と呼ばれています。
かつては1000本以上の柱があったそうですが、今は約850本だそうです。これだけたくさん並ぶ柱や高い天井の中にいると、神聖な気持ちになります。
ここに2万5000人を収容できたそうです。
光が漏れてとても綺麗。
柱にも細工が。
怖い。人でしょうか。
こちらはカトリック教徒により改造されたカテドラルの部分。天井がものすごく豪華です。
うまい具合に2つの文化が混ざり合っています。
柱も変わった形です。
花柄のステンドグラスがとても綺麗。
基本的にカテドラルは高級で贅沢な作りをしています。最終的にこの建築を現在の姿にしたのが、スペイン王カルロス1世(カール5世とも呼ばれる)です。
有名なハプスブルグ家出身の神聖ローマ皇帝です。
生で見るイスラム建築は本当に美しいです。黄金がよく合います。
こちらの連続するアーチ型もイスラム文化を思わせます。
この部屋には様々な貴重品が展示してありました。値段がつけられないものばかりです。。
天井にもこの様に金が多く使われています。豪華です。
カテドラルにはやっぱり絵画がつきものですね。巨大な絵画が飾ってありました。
こちらも無くてはならないパイプオルガン。
人の顔をしたもの。
椅子にも。
等間隔に彫刻が。
現代的な作りもありました。すごくシンプルです。
こちらもシンプルなステンドグラス。
外に出てオレンジの中庭からパシャり。
このメスキータでスペインの歴史を沢山感じることができました。
ユダヤ人街
ものすごく細い道が迷路の様に広がります。ミハスのような白い壁と青い植木鉢。
日本語の看板を発見。
白い壁に綺麗な花。
とてもおしゃれ。白い壁の家にはパティオという中庭があるところも。
小道には多くの人が。観光客が多いです。
ちょうど壁を補修していました。
教会も真っ白です。
中庭(パティオ)ではギターを弾いていました。曲は『アルハンブラ宮殿の思い出』。
とっても広い中庭。
路地の中にあるモーシェ・ベン=マイモーン(マイモニデス)の像。スペインのユダヤ教徒の宗教指導者、哲学者、医学・天文学・神学にも精通していた人です。とにかく頭がいい人だそうです。足を触ってきました。
この街はヨーロッパの様々な文化が混ざり合う独特な雰囲気がしました。そしてスペインの歴史をたっぷりと味わうことができました。